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ボディと塗装公開

黒い車の洗車で仕上がりに差が出るところ

黒い車の洗車で傷や水アカが目立ちやすい理由と、洗い方・拭き方で気をつけたい点、仕上げの考え方を具体的に解説します。洗車の順番や道具の選び方のポイントも、実際の作業に沿ってお伝えします。

黒い車をきれいに保つコツは、強くこすらないこと、水を残さないこと、仕上げで表面を整えておくことです。黒いボディは、小さな傷や水アカが光の加減で浮いて見えるため、同じように洗っても白や銀の車より仕上がりの差が出やすい色です。ここでは、目立ちやすい理由から洗い方、拭き上げ、仕上げまで順に説明します。

黒い車で傷や水アカが目立つのはなぜか

黒い塗装は、光をやわらかく散らす色ではありません。そのため、表面にできた細かな傷が光を受けると、白っぽい線としてくっきり見えます。日差しが強い日中や、斜めから光が当たる夕方に傷が目について、急に車が古く見えるのはこのためです。

水アカも同じです。水道水や雨に含まれるミネラル分は、水滴が乾いたあとに白い跡として残ります。黒い面では、その跡の縁が白く際立つので、洗ったばかりでも汚れて見えることがあります。ボディの上で水滴がゆっくり乾くほど跡は濃くなるため、乾かし方が仕上がりに直結します。

ホコリや花粉も、黒い車では白く浮いて見えます。乾いた状態で拭くと、その粒がボディの上を引きずられて細かな傷になることがあります。黒い車の洗車では、汚れを落とす前に傷をつけない手順を組み立てることが大切です。

洗う前に見ておきたいこと

洗い始める前に、ボディ全体を明るい場所で見ておくと、洗い残しや傷の向きがわかりやすくなります。日差しが真上から強く当たる時間は、影が少なく傷が見えにくいことがあります。斜めから光が入る時間に、ボンネットの先、ドアの下の縁、ドアハンドルのまわりを見ておくと、汚れがたまりやすい場所を見落としにくくなります。

強い日差しの下で洗うと、ボディが熱くなり、泡や水がすぐ乾いてしまいます。乾いた泡の跡は水アカと同じように残りやすいので、日陰で作業するか、日差しの弱い時間帯を選ぶのが基本です。

洗い方で気をつけたいこと

黒い車の洗い方は、ほかの色とそれほど違うわけではありません。ただ、傷を見つけやすい色だからこそ、次の点を意識すると仕上がりが変わります。

  • 砂やホコリは、先に水で流してから洗う。乾いた状態でこすると、その粒が傷の原因になります。
  • 泡を十分に使う。泡が少ないと、スポンジやブラシがボディの上で引っかかり、こすり傷ができやすくなります。
  • 上から下へ洗う。屋根から始めて、汚れの多いバンパーの下やロッカーパネルは最後に洗います。
  • ゴシゴシ押しつけない。泡の力で汚れを浮かせて、やさしく滑らせるように洗います。

道具によっても、傷のつきやすさは変わります。次の表は、道具を選ぶときの目安です。

道具向いている使い方気をつけたい点
洗車用スポンジボディ全体を泡で洗う砂をはさんだまま使うと傷になりやすい
マイクロファイバーのミット面を滑らせるように洗う汚れたまま使い続けないよう、こまめに洗う
伸縮ポール付きの洗車ブラシ屋根の高い車の上の面を洗うブラシの砂を落としてから使う
吸水性のよいタオル拭き上げで水を吸わせるボディをこするのではなく、押さえて吸わせる

道具の良し悪しは、ボディの状態と洗う頻度に合わせて考えるとわかりやすくなります。

拭き上げで水を残さない

黒い車の仕上がりを左右するのは、最後の拭き上げです。水滴をそのまま乾かすと、水アカの跡が残ります。拭くときは、タオルをボディに押し当てて水を吸わせ、その後で同じ向きに滑らせるようにすると、こすり傷を作りにくくなります。

ドアの隙間、ミラーの裏、ドアの下のふちなど、水が溜まりやすい場所は見落としやすい部分です。NICO Carの手洗い洗車では、ブロワーの風で隙間の水を飛ばしてから、マイクロファイバーのタオルで拭き上げています。手洗い洗車の流れは、手洗い洗車の流れでご覧いただけます。

仕上げは、ツヤと水はじきで考える

仕上げのワックスやコーティングは、傷をなくすためのものではありません。表面を整えて、水をはじきやすくするためのものです。水が玉になって流れるようになると、水滴が乾いて跡になる時間が短くなり、水アカが残りにくくなります。

NICO Carでは、洗車の仕上げにコーティングスプレーを使い、水をはじく状態にしてお渡ししています。施工の前と後では、ボディの上での水のはじき方が変わるので、洗ったあとに水がどう流れるかを見ると効果がわかりやすくなります。黒い車の洗車も多く行っていますので、実際に作業した車の写真と内容は施工事例でご覧ください。

仕上げの効果は、洗車の間隔や駐車場所によって変わります。屋根のない場所に停めている車は、汚れや水の跡が早く付くため、洗ったあとの見た目を見ながら仕上げを決めるとよいでしょう。

洗車の間隔と、雨のあとの扱い

黒い車は、汚れが少しずつ目立つため、洗車の間隔を空けすぎないことが大切です。雨が降ったあとは、水の跡や泥はねが残りやすいので、乾いたあとに早めに洗うと水アカを防ぎやすくなります。雨のあとの洗車の考え方は雨が上がったあとに洗車したほうがいい理由にまとめています。

手入れを続けるなら、毎回すべてを完璧にする必要はありません。洗い方と拭き上げの手順を決めておき、その順番を崩さないことが、黒い車をきれいに保ついちばん確かな方法です。洗ったあとに、傷や水アカがどこに残ったかを覚えておくと、次の洗車で気をつける場所がわかってきます。

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