車の洗い方は、大きく分けると、人がスポンジやタオルで洗う手洗い洗車と、ガソリンスタンドなどにある洗車機で洗う機械洗車の二つです。どちらが正しいというものではなく、洗える場所や手間、仕上がりの確かめ方が違います。それぞれの特徴を知っておくと、その日の目的に合った洗い方を選べます。
洗い方の違い
洗車機は、車を止めた状態で機械が前後に動き、回転するブラシや布、水の勢いでボディを洗います。ブラシを使わずに、水と洗剤の力で洗う洗車機もあります。運転席に座ったまま待つか、車から降りて待つかは、洗車機の種類によって変わります。
手洗い洗車は、泡立てた洗剤とスポンジやミットを使い、人の手でボディを洗っていきます。汚れの多い場所は時間をかけ、汚れの少ない場所はさっと洗うというように、場所ごとに洗い方を変えられるのが特徴です。
届く場所の違い
洗車機が得意なのは、ボディの外側の広い面です。屋根やボンネット、ドアの外側などは、短い時間でまんべんなく洗えます。
一方で、ドアを開けたときに見える内側や、ヒンジのまわり、給油口のふたの中、ホイールの奥などは、機械のブラシが届きにくい場所です。手洗いなら、ドアを開けて内側を拭いたり、ブラシでホイールのすき間をかき出したりできます。
時間と手軽さの違い
洗車機は、空いていればすぐに洗い始められ、洗い終わるまでの時間も短く済みます。思い立ったときに、手軽に汚れを落としたいときに便利です。
手洗い洗車は、一台を洗い終えるまでに時間がかかります。自分で洗う場合は、道具をそろえて、洗う場所を確保する手間もあります。出張の手洗い洗車なら、洗車場まで行く必要はありませんが、予約をして日時を決めることになります。
傷のつき方の考え方
洗車でつく傷の多くは、ボディについた砂やほこりを、こすって引きずることで生まれます。これは洗車機でも手洗いでも同じです。洗車機のブラシに前の車の砂が残っていると、それがボディを細かく傷つけることがあります。手洗いでも、砂を流さないままスポンジでこすれば、同じように傷がつきます。
どちらの方法でも、先にたっぷりの水で砂を流してから洗うこと、ボディを強くこすりすぎないことが、傷を減らすための基本です。
洗車機を使うときに気をつけたいこと
洗車機を使うときは、機械の案内に書かれていることを、洗う前に確かめておくと安心です。
- ドアミラーをたたみ、窓とサンルーフが閉まっているかを確かめる
- アンテナや、後から取り付けた部品があるときは、使える洗車機かを確かめる
- 洗い終わったあとに残った水滴は、乾く前に拭き取る
洗車機のあとに水滴をそのまま乾かすと、水に含まれる成分が残って、白い跡になることがあります。
自分で手洗いするときの基本
自分で手洗いするときは、強い日差しを避けて、日陰や涼しい時間に洗うと、洗剤や水が乾いて跡になるのを防げます。
- 先にたっぷりの水で、砂やほこりを流す
- 屋根から下へ、汚れの少ない場所から順に洗う
- ホイールとタイヤは、ボディとは別のスポンジやブラシで洗う
- 洗い終わったら、水滴が乾く前にタオルで拭き上げる
比べてみると
| 比べること | 手洗い洗車 | 洗車機 |
|---|---|---|
| 洗う道具 | 人の手とスポンジ、ミット、タオル | 回転するブラシや布、水の勢い |
| 洗いやすい場所 | ドアの内側や隙間、ホイールの奥まで | ボディの外側の広い面 |
| 手間と時間 | 時間がかかる。場所と道具が要る | 短い時間で、手軽に洗える |
| 仕上がりの確かめ方 | 洗いながら、目で確かめられる | 洗い終わってから確かめる |
| 向いている場面 | 細かいところまで、ていねいに洗いたいとき | 急いで、広い面の汚れを落としたいとき |
どちらを選べばいいか
急いでいて、ボディの汚れをひとまず落としたいときは、洗車機が便利です。黄砂や花粉の季節など、汚れがすぐにたまる時期に、こまめに使うのもよい方法です。
ドアの内側や隙間、ホイールまわりまできれいにしたいときや、汚れの残り具合を確かめながら洗ってほしいときは、手洗い洗車が向いています。NICO Carの手洗い洗車の工程はサービスの内容と工程、実際に洗ったお車の写真は施工事例のページで紹介しています。




